人間は忘れっぽいものなので、きっと2021年頃、もしコロナ関連の問題が解決していたら、何事もなかったかのように色々忘れてしまうだろーってことで、せっかくのこんな歴史的大事件の渦中を生きた身として、個人的な主観の記録。
客観的な統計データとかニュースはネット上に残ると思われるので、主観的な感情やニュースにならない出来事をだけを記録。
2020年3月頭に、日本に一瞬だけ帰国し、それ以降はずっとダナンで生活。
その3月頭頃は、ベトナムも日本もほぼ緊張感なく、日本に帰国した時、少しスーパーの食料が買いだめされたのか、商品あんまないなーと思ったのと、色々な建物の入り口に消毒液が置かれるようになったなー思った程度。
その後、ベトナム ダナンへ戻り、3月中旬頃にアパートの引越しを行なったが、その頃はあまり誰もコロナ対策などしてなかった。3月下旬から一気に状況は一変し、4月1日よりロックダウン開始。
が、その頃は、確かに人はだいぶ少なくなったが、まったく居ないという感じでもなかった。少しは人は街にいるなー、って状態。
最初はレストランもデリバリーはOKだったが、その後、デリバリーもできなくなったので、Grabなどのデリバリーしているバイクも消えた。
そして毎日、自炊生活。食料品店とかコンビニは開いてるので、さほど生活に不便はない。
あとこの頃、警察が、アパートへ突然訪問してきて、ベトナム入国日とか、パスポートとかをチェックされる。オレが特別なわけではなく、ダナンの外国人の住む家、全部回っているらしい。
ちなみに、この頃は、まだ自転車で走っても全然問題なかったので、夕方からは普通によく走っていた。
むしろ、この頃、ベトナム人のサイクリストが急に増え、海沿いの道とか夕方すめちゃくちゃ多くのサイクリストが走っていた。
が、街の色々なとこに関所があり、そこからは出れないので、ロングライドはできず、ダナンの街の中をくるくるライド。
4月下旬頃、まだロックダウンは続き、GWにベトナム国内旅行でもいいからどっか行きたいなーと思っていたが、どっか旅行に行くことは諦める。
5月GW明けぐらいにロックダウンも解除され、週末は海で泳ぎ、仕事へ行き、夕方は自転車でライドする通常の生活に戻る。がダナンに関しては観光客がほぼ居なくなったので、だいぶスッキリした感じ。
ちなみにオレのよく行くダナンのレストランもロックダウンから営業再開しないまま数件潰れた。
5月下旬頃にはベトナム国内だけの自転車ロードレース も再開。
6月 – 7月ぐらいには徐々にベトナム国内観光客、若干の外国人観光客がダナンに戻ってきたなーという感じ(ベトナムの社員旅行の季節というのもある)。ビーチもそれなりに観光客が増えて人が増えて、夕方、海沿いをサイクリングするのもちょっと走りにくくなったなーと思ってた矢先、
7月末にダナンでクラスター発生。
1日 – 2日で一気に街は再度ロックダウンへ突入。4月のロックダウンとは違って結構緊張感ある感じで、ベトナム初のコロナ関連死者が出たこともあり、街から人が消えた。
感染者が出た区画は閉鎖。公園とか人が集まる通りとかも閉鎖。
自転車で走るのも、4月とは違い、厳しく取り締まられ。スポーツとして自転車乗ってるのは罰金!もしくは自転車没収!がダナン各地で始まる。
さすがにこの時期はオレも外は自転車で走っていなかったが。仕事はリモートで、食料の買い物に近所へ出かけるぐらいの毎日を1ヶ月ぐらい送っていたら、さすがに少し遠出したくなり、ストレスも溜まった。家ばっかりいてやることないと、夕方からは酒でも飲むかーという気分になって、アル中にならないようになんとなく気をつけていた毎日。
8月下旬、新規感染者が減り、ロックダウンもそろそろ終わりかなーという雰囲気になってきて、若干、街を走ってるバイクや車も増えてきたので、夕方、買い物ついでにちょっと遠くまで自転車で走ったら警察に捕まりかける・・・。
8月末、ダナンに住む外国人全員を対象にPCR検査が実施される(無料)。
その数日後、ついにロックダウン、少し緩和。レストランのデリバリーがOKに。自転車で走ることもOKになり、約1ヶ月ぶりに数十キロ走る。やっぱり外を走るのは気持ちいいー。
そしてレストランの通常営業も始まり、久々の外食は嬉しい。
が、しかし、一部のレストランでは第一回目のロックダウン後、復活したが、第2回目のロックダウンで完全に潰れてしまった。というレストランもあった。
そして、今に至る。観光客はまだほぼ居ないことには変わりないが、生活はほぼ元どおりという感じ。以下の写真は、8月のロックダウン中と9月のロックダウン後との定点観測。
というわKで、第三波がこないことを祈るばかり・・・