2021年1月21日にリリースした、milky-chuの復活EP「Chu Chu Train」
おっさんが作る狂気の子供音楽というキャッチコピーと共に放出しましたが、、、改めて、各曲を詳しく、本人による自己解説でお届けしたいと思います。
まだ未聴の方は以下より是非聴いてみてください!
* Spotify https://open.spotify.com/album/5ady6qvl7U9DTIwLvuaodv
* Apple music https://music.apple.com/jp/album/chu-chu-train-ep/1550371663?uo=4
* bandcamp https://milchrecord.bandcamp.com/album/chu-chu-train
* Deezer http://www.deezer.com/album/202106682
* Tidal http://www.tidal.com/album/170808474
ではまずは1曲目
子供の声とアコーディオンのサンプリングを制作当時使ってたMPC2000にサンプリングし、MC303のアルペジレーターをMIDI出力し、ランダムというか、適当に鳴らして、気持ちいいパターンをひたすらループさせる。みたいな感じで作った記憶がある・・・・(曖昧・・・)
milky-chuはわりとメインとなるコード進行とかを決めて作っていたので、わりとメロディアスな感じのトラックも多かったが、このトラックはそんなことは考えず、コードとかも考えず、、、感覚だけで作る。みたいな感じだったので、あまりメロディアスな感じはない。
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続いて2曲目
どういった経緯でそうなったかまったく覚えていないが、イギリスのADAADATレーベルのコンピレーションアルバムに収録されたトラック。
ADAADATについてまったく知識がなかったが、wikipediaに情報があり、それをさっき読んで「へぇ〜」っと思った。
ちなみに、当時はオレはマスタートラックをDATで管理しており、DATのテープをイギリスまで郵送で送った記憶はある・・・。
この曲に関しては、バッハみたいなメロディの掛け合いとごちゃごちゃした感じ、、、というイメージで作った(はず!)
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続いて3曲目
これを作った当時はメインのDAWはACIDを使っていたが、FruityLoops(現:FLStudio)もたまに使ってて、このトラックはそのFruityLoopsで作った。
独特の硬い音というか、そんなイメージの音がプリセットで数多く入っていたので、そんな音をメインで使いたい時はFruityLoopsを使っていた。
ちなみにmilky-chuのROMZレコードからリリースしたアルバム「Carnival For Edelweiss’s Ensemble」に収録されている「Untitled」も同じようにFruityLoopメインで作ったトラック。
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続いて4曲目
ガーン!!!!今、気付いたが、タイトルの「Scratch」の綴り間違って「Scracth」と登録してるー!!!bandcampは変更できるが、、、サブスク系はもう遅い・・・・ま、そもそもタイトルの「Guchagucha」も存在しない単語(日本語のぐちゃぐちゃより引用の造語)なので、、これが曲名の正解としていいか!
というわけで、綴り間違ったけど、文字通り、ぐちゃぐちゃなスクラッチ音で構成されているイメージのトラックです。
途中で登場する、ライドの刻みはMC-303のドラム音色のライドですが、この音が個人的には好きでよく使った記憶がある。
このトラックもほぼMC-303とMPC2000で作ってます。
曲の構成とか、コードとかメロディーとかそんな概念から解放されたかった時に作ったので、あまりコード感とか、定型的な展開はあえてない。そんなトラックです。
あと、bandcampでのみ、購入特典として、「Guitar」というトラックと「Prelude」というトラック2曲が付きます。
というわけで、milky-chuの「Chu Chu Train」どうぞお楽しみください!