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シンセサイザーガレージパンクバンド、Ryoma Maeda&Romantic Suicidersが、あのベンチャーズの名曲「パイプライン」を大胆にカバー!
原曲のメロディーを活かしつつ、シンセサイザーとパンクサウンドを融合させた、斬新でエネルギッシュなアレンジが炸裂します。
疾走感あふれるビート、サイケデリックなシンセサウンド、そして轟音シンセが絡み合い、全く新しい「パイプライン」が誕生しました。
往年のベンチャーズファンはもちろん、パンク、ガレージロックファンも必聴です!
Q: 「Pipe Line」はThe Venturesの代表曲ですが、この楽曲をカバーしようと思ったきっかけや理由を教えてください。
Ryoma Maeda: まず一つ目の理由は、Yellow Magic Orchestraが、1979年のアルバム「Solid State Survivor」の中で、ビートルズの「Day Tripper」をカバーしていたことが影響してます。
シンセサイザーで古いロックを演奏するという、意外性、ギャップが非常にかっこいいと思いました。そして、「Day Tripper」のように、ギターフレーズが明確な楽曲の方が、シンセサイザーでの演奏に置き換えた時、フレーズが最大限に活きて、かっこいい!面白い!と思ったからです。
その為、ギターフレーズが明確かつ、シンセサイザーで演奏することへの意外性があり、誰もが知っているような古いロックの名曲。という観点で、ベンチャーズの「Pipe Line」を選びました。
Q: 原曲の持つサーフロックの雰囲気を、シンセサイザーとパンクサウンドで再構築する際に意識した点や工夫した点はありますか?
Ryoma Maeda: このカバーはライブ演奏を前提にしていたので、何より「聴いた人の気分が上がる」ことを意識しました。サーフロックらしい明るさは残しつつ、疾走感とクールさを加えるよう工夫しています。
Q: 今回のカバーで特に注目してほしいポイントや、原曲との違いについて教えてください。
Ryoma Maeda: まず、原曲よりもかなりBPM(テンポ)を速くして、疾走感を出しています。
また、ベンチャーズ版の「Pipe Line」といえば、ギターのミュートによる「テケテケテケ」というサウンドが特徴ですが、あえてそこは再現していません。あのサウンドはギターという楽器のアイデンティティを象徴するものなので、逆にそれをシンセサイザーで模倣してしまうと、シンセのアイデンティティを損なってしまうと感じたからです。
なぜなら、あのサウンドはギターのアイデンティティを証明するようなフレーズ / サウンドでありますが、逆に考えると、シンセサイザーでそれを再現することは、シンセサイザーのアイデンティティを削いでしまうと思ったからです。
Q: Ryoma Maeda & Romantic Suicidersのギターやベースを使用せず、ショルダーキーボードとドラムのみで構成された「シンセサイザーガレージパンクバンド」というスタイルは、どのようにして生まれたのでしょうか?
Ryoma Maeda: そもそもは、私のソロ作品『FANTASTIC SUICIDE』のリリース後にライブを行うため、ライブ用バンドとして結成したのが始まりです。そのときに「ギターウルフのシンセ版」というコンセプトが生まれ、革ジャンにショルダーキーボードというビジュアルが自然と浮かびました。
そして、この「ショルキー2本体制」のインパクトを最大限活かすために、他の楽器は最小限にすべきだと考え、結果的にショルダーキーボード2名+ドラム1名の3ピースバンドになりました。
Q: 「Pipe Line」のリリースを通じて、リスナーにどのような体験や感情を届けたいと考えていますか?
Ryoma Maeda: Ryoma Maeda & Romantic Suicidersの楽曲は、この「Pipe Line」のカバーだけではなく「シンセサイザーガレージパンクバンド」というアルバムもあります。このアルバムにも革新的なシンセサイザーパンクサウンドの楽曲が揃っているので、そちらも是非聞いて欲しいです。