2011年にmilch of source , milky-chu , Ryoma Maeda名義などで過去にリリースした作品から個人的に気に入ってる作品を集めたベスト版「Outsider Musics in My Life」をapple music , google play music , Spotifyなどのストリーミングサービスでも聴けるようになりました。
そこで、改めて、各曲をどう作ったか全曲解説!
01: It’s A Clumsily Sunset
2000年にRyoma Maeda名義でリリースした「Ennui New PiG」に収録されていた、
「It’s A Disloyal Sunset」を4トラックカセットMTRの1トラックに収録し、
テープスピードを最大限に上げ、残りの3トラックに適当な色々な音を入れて、各トラックをON/OFFを繰り返し、
カセットテープの回転してる部分を手で無理やりスピードを緩めたりして、むちゃくちゃにして、でもギリギリ構築されている。
という微妙なバランスを目指した曲。
ちなみに、グル〜ミ〜とも共演しているトラック
02: Fat Girls’re Running On The Beach
4度のコードで展開し、途中で単純な3コードぐらいになって、
メロディはブルーノート取り入れた感じで
ジャズっぽいドラムとスカを足したような感じ!とざっくり考えて作ったような気がします。
03: Horror Much Show
中古で100円ぐらいで適当に買ってきた名も知らないグラインドコアバンドの1フレーズをサンプリングし、
そのサンプリングのヘビーな感じとキッチュな感じの組み合わせで作った
04: Idle Idol
未来のアイドル楽曲。というイメージで制作。
なのでインストではあるけど一応サビっぽいとこがある。
05: Cune Cune March
昔、イギリスでMILKY-CHU名義で7インチレコードでリリースされた曲。
なぜかイギリスのレーベルからメールきて、その頃はDATマスター管理してたので、DATを郵送で送ったと思う。
06: When I Tasted Your Sorrow
ニコ動にあったこの楽曲の動画がなぜかニコ動のトップページで取り上げられ、
すごいコメントが付いた。が、半分絶賛され半分叩かれって感じだった気がする。
現在はその動画はなし。
バッハっぽい曲を作りたいと思って作ったと思う。
07: Walking In The Ghost Town
地獄のジュリアナ。と呼ばれたいたトラック。
ちなみにドラムンっぽくなるとこはサイケアウつのトラックをサンプリングしている。
08: Typhoon Loves Surfing & Circus
スカ、ダウンスホールレゲエ、ブレイクビーツを組み合わせて、
メロディはブルーノート。という感じでしょうか。
09: Winter Loves You
実はこのトラックには詩の朗読付きバージョンもありますが、
それは未公開。冬のイメージ。それだけ。
10: Galaxy Train 2999
カナダのレーベルから2999年をテーマにして色々なミュージシャンとイラストレーターが
コラボレートしたコンピレーションアルバムを制作したい。という依頼がきて制作したトラック。
ちなみにこのトラックの為にトラックをイメージしてイラストを描いてくれたのはイタリアのManuel Lariño
ここで見ることができます
http://kingdeluxe.ca/galaxy-train-2999/
11: Sliding Love Sing
milky-chuのアルバムに収録されていたトラック。
リズム部分はMC-303のアルペジレーターをMIDI OUTで出力して、ミニサンプラーのSU10を動かして作った記憶がある。
12: And Over The Rainbows
昔、ライブでは必ずやってたトラック。
メロディーが叙情的なのがまぁ好きなんです。
13: Sentimental Swimming Lesson
これは古い。
milky-chu名義で最初にリリースしたのはROMZではなく、大阪のSANDOUレコード。
そのSANDOUレコードからCD-Rでリリースした作品に入ってたトラック。
V50 , MC-303 , SU10でローランドのハードディスクレコーダーVS-880だけで作ってた頃の作品。
14: Summer Time Smooth
ROMZの夏をテーマにしたコンピレーションアルバムの為い作ったトラック。
ぶっ壊れた感じの曲ばっかり作ってた頃だったけど、
これは真面目に構築して作った記憶がある。
15: Inter May
インタールード的なトラックが欲しくて作った。
という記憶しかない。。
16: Oh! Chu Train
ローランドの古くて重くてでかいエレピを中古で3000円ぐらいで買ってきたものを使ったけど(ローズではない)
想像以上に音がいまいちだったのを覚えている。
でもこの曲のちょっと出来損ないっぽいイメージに合ってると思って使った。
17: Cello & Pineapple
シンセの中に入ってるプリセットのピアノとチェロの音を少しだけ加工して
ほぼ即興的に作った。
18: With You And Icecream Flying
milky-chuのアルバムの最後に収録されていたトラック。
ギターは大阪FUKUDA STUDIOの間所さんがやってるgate in the airの曲からサンプリングした。
本人へそれを伝えたら、「言ってくれたら弾いたのに〜」と言われた。
ちなみにmilky-chuのアルバムのマスタリングはFUKUDA STUDIOの間所さん。
作詞、ヴォーカルはEeL
というわけで、
盛りだくさんのアルバムをどうぞお楽しみください。
ダイジェスト版は↓