“Re-Humming For You (feat. Ema Grace) / Ryoma Maeda” 制作秘話

架空のアイドルシンガー「Ema Grace」をフィーチャーした楽曲「Humming For You」を再構築し、美しさや刹那さを増幅させた楽曲、それが「Re-Humming For You」。
心地よいビートとエレピと、ハミングのような歌声が水彩画のような世界観を作り出す。

歌詞より
「音楽はとまらない
愛は永遠に繰り返すブレイクビーツようだ
これは悲しい歌ではない
楽しい歌でもない
水のように流れるハミング」

https://linkco.re/AvnYZDbE

2025年4月29日 リリース

Ryoma Maedaインタビュー

今回の楽曲「Re-Humming For You (feat. Ema Grace)」は、どのようなきっかけやコンセプトで制作されたのでしょうか?

Ryoma Maeda:現在、私が住んでいるダナン(ベトナム) では、よく早朝や夕暮れの時間にビーチへ行きます。
そんな夏の夕暮れのビーチで歌いたくなるラブソングをイメージして制作しました。

歌詞の中に

This is not a sad song
It is not a fun song either
It is a song that flows like water and humming

とありますが、

まさにそんなイメージで作った楽曲です。


フィーチャリングにEma Graceさんを迎えた経緯と、彼女のボーカルが楽曲にもたらした魅力について教えてください。

Ryoma Maeda: Ema GraceはVOCALOIDと著作権フリー写真で私が作った架空のアイドルシンガーです。
私は感情を込めて歌うタイプのボーカリストはあまり好きではなく、さらりとハミングのように歌うボーカリストが好きです。
そういった意味でもこの楽曲にEma Graceの声質や歌い方がマッチしました。


楽曲タイトル「Re-Humming For You」には、どのような想いが込められていますか?

Ryoma Maeda: この楽曲のオリジナル版は、Ema Grace名義で「Humming For You」という楽曲です。
その楽曲を何度もアレンジし直し、最終形として完成されたのが「Re-Humming For You」です。
メールの返信に「Re」が付くように、オリジナルを何度も再解釈した上での「最終的なアンサーソング」というような意味です。


サウンド面で、特にこだわった点や挑戦した部分はありますか?

Ryoma Maeda: 私はKanye West の「Runaway」という楽曲が大好きなんですが、ピアノが高音域で単音で鳴り続けるアレンジは、その 「Runaway」へのオマージュですね。ちなみに「Runaway」のMusic Videoも最高に好きです。


歌詞にはどのようなメッセージやストーリーが込められていますか?

Ryoma Maeda: 普段楽曲や歌詞の中にメッセージを込めるということは私はしないので、メッセージは込めてないのですが、
前に述べた通り、私は、ダナン(ベトナム) の夏のビーチの夕暮れ時に家族でよく行きます。その雰囲気や風景をそのまま歌詞や、音楽の中に反映しています。

そういった意味では、家族へ向けたラブソングかもしれません。


楽曲の中で、特にリスナーに注目してほしいポイントはありますか?

Ryoma Maeda: 楽曲の最後に転調して盛り上がるとこですね。転調するアレンジはあまり行なっていなかったのですが、久しぶりに転調する楽曲を作りました。

あと、歌詞は自分でも良い歌詞だと思います。