昔、というか10年以上前、大阪に住んでいた時、夏は毎年のように甲子園へ夏の高校野球を観にいってた。
小学生の頃、野球が大好きになり、中学生ぐらいにまったく興味がなくなり、大学生ぐらいの時にまた大好きになり、そして今はまったく興味がない。
という、我が人生にたまにやってくる野球好きの高波。第二波がすぎた後の数年前、そういえば、久しぶりに甲子園で野球が見たくなった。
20018年の夏。所用で日本に戻った時、数時間だけなら甲子園へ行って夏の高校野球観れるなーと思い、数時間でもいいから久しぶりに甲子園へ行った。
その年は金足農業高校が活躍した年、しかもその日は、準々決勝の日で、夏の大会では一番混むというのが定説の日で、金足農業高校が準々決勝まで残って、出場する日だった。
甲子園球場に到着したのは、午後3時45分ぐらいだっただろうか。ちょうど第3試合と第4試合の間の時間に到着。
チケットが売り切れで無かったら、高校野球の時は無料な外野席で観ればいいや、と思っていたが、いつの間にか外野席も有料になっていた!
昔は、外野席は無料なので、2試合目は外野席で見て、3試合目はチケット買って内野席で観て、4試合目はまた外野席に戻って観るみたいな、ことをよくやってたのに!!
記憶が10年以上前にフラッシュバック
かつて、甲子園球場へ夏の高校野球観に行くと、大体、2試合目ぐらいから4試合目まで観る。つまり、午後ちょい前ぐらいから夕方までという感じ。
流石に炎天下の中、球場の中で試合観るのは暑くてついらし、時々飽きる。
なので、試合と試合の間とか、つまんない試合の途中に、甲子園球場から一度外へ出て、甲子園球場外野の裏あたりの静かな住宅街をあてもなくぷらぷらと、歩いて頭冷やす(と言っても暑いことにはあまり変わりないが)好きだった。
球場の中からもれて聴こえてくる歓声と応援とか、試合間に流れる「栄冠は君に輝く」とか。そんな少し遠くから聴こえてくる球場の音を聴きながら、静かな住宅街をぷらぷらと、歩く。
夏の強烈な日差し、入道雲、そして、なんだか煮え切らない当時の自分のモラトリアム生活。
歩きながら頭の中に巡るモヤモヤとした不明瞭な未来。
そんな懐かしい感じを思い出した。
ちなみに、無事観戦した金足農業 対 近江の試合は、サヨナラ2ランスクイズで試合が決まるという熱戦だった。
なんてことを、甲子園カレー久しぶりに食いたい。と思ったら思い出した次第。