2021年10月1日にリリースしたEma Graceの「Justice Little League(Returns) 」、ロマンチックでアヴァンギャルドな逸品です。
and more………..
というわけで1曲目
ウルトラマン的なヒーローがやってきて、敵だけじゃなく、街も破壊して、一般市民もぶっ殺していく。そんで僕らは安全圏のSNSの中から批判と愛と平和を叫ぶ。。。
という皮肉っぽい内容の曲です。
正義の反対は、別の“正義”
という、パワプロの名言にも影響されている。
とはいえ、ボカロでそんな社会派っぽい歌詞の内容の曲を作ったらどんな感じだろ〜なーという実験的な意味で作ったという面もある。
タイマーズで育った世代なので、一度は作ってみたかった社会派的な曲!
続いて2曲目
これはデモ版の段階をsoundcloudにアップしているので、是非ともそれと聴き比べて聴いて欲しい曲。
デモ版の時に比べるとだいぶ音数を減らし、必要な音だけを濃厚にして、Lohi Hip Hop的なアレンジにした(つもり・・・)
デモ版作ってから長い間、煮え切らない感じで残っていたが、全体的に満足いくアレンジと構成になってちゃんとリリースできてよかった。
続いて3曲目
これも2曲目のRefrigeratorと同じく、だいぶ前に作って、曲としては気に入ってるけど、なんかアレンジが煮え切らんなーと思っていた曲。
最初のバージョンを作ってから数年が経ち、もう一回アレンジしてみよーと思い立って、思いっきり音を削り、シンプルにしたらしっくりきたー!!
という事で、適度にロマンチックな構築美みたいなものが実現できたんじゃないかなーと思って最高にお気に入りの曲になった。
タイトルも最初のバージョンはは「Autumn」というタイトルだったが「Autumn Leaves」に変更。言わずもがな、日本だと「枯葉」の名で有名なジャズスタンダートと同じタイトル。各種サブスクサービスで、ジャズのスタンダートの方を検索した人が間違って辿り着くように・・・・
というわけで、Ema Grace「Justice Little League(Returns) 」の全曲解説でした。ちなみにジャケ写はタイ・チェンマイでの水かけ祭りの時の写真。Justice Little League というタイトルに超マッチ!
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