最近、また音楽を掘って聴くのが楽しくなってきた。
どんどん新しい音楽を掘っていくのはやっぱり楽しい。
なかなかないが、自分の人生を変えるぐらいのパワーを持った音楽に出会うとやっぱりワクワクする。
ただそれだけで明るい未来が待っているような気がする。
というわけで、そんな感じで自分の人生に影響を与えた10枚を紹介したいと思います。
今回は、前編
一枚目
「TRAIN-TRAIN / THE BLUE HEARTS」
まぁ、僕らの世代ではベタですが、音楽にハマッたきっかけはやっぱり、THE BLUE HEARTSでしょう。
リンダリンダとかファーストアルバムは後追いで聞いたという感じで、
きっかけはドラマ「はいすく~る落書」の主題歌のTRAIN-TRAIN聴いて、ハマッた。
TRAIN-TRAINのアルバムを姉か誰かにカセットテープへ録音してもらって、
そのカセットテープを何回も聴いた。
今、聴くと「TRAIN-TRAIN」のアルバムはファーストアルバムのようなストレートな表現より比喩的な表現のほうが多いように思えるし、
アルバムの中の曲もストレートな言い方ってよりは、ちょっとひねったという感じの詞が多い。
「TRAIN-TRAIN」の歌詞も、今考えると
見えない自由がほしくて
見えない銃を撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ
って詞も遠まわしな表現に思える。
でも、なんかワクワクして、10代前半の自分の心をつかむ感じがすごくあった。
ちなみにその後、ブルーハーツは「Bust Waste Hip」あたりまでは熱心に聴いていたが、それ以降はあまり聴かなくなった。
でも、大人にあってあらためて聴くと後期のアルバム「DUG OUT」が一番好きだ。特に「雨上がり」
マーシーの書く詞の詩的な世界観は今でも好きで、自分の感性に影響を与えたと思う。
続きて、二枚目
「TIMERS / THE TIMERS」
忌野清志郎がやっていた覆面バンド。って言うと、いや、あれは清志郎ではなくてゼリーだから(本人も言うが)って言う人がいるが面倒なので、ここでは清志郎ってことで。
たぶん知ったきっかけはRCサクセションのほうが先で、「雨上がりの夜空に」をジュンスカとユニコーンがNHKの番組でカバーしてたのを聴いてRCを知ったはずである。
その後、カバーズを聴き、なんか反体制的な感じがかっこいい!と思い、その後タイマーズのほうがもっと反体制的でかっこいいい!と思い、
小学校のお昼の校内放送でタイマーズをかけて、小学校のクラスの中で多少のタイマーズブームを起こさせた。
ちなみにお昼の校内放送で「土木作業員ブルース」をかけたら
夜になれば素っ裸になってー俺の子種をあてにするー
って歌詞が子供に聞かせるにはふさわしくないと言って、放送止めにきた教師がいたのは面白かった。
カバーズといい、タイマーズといい、清志郎のストレートな反体制ではなく、
ちょっとおちょくった感じというか、冗談も混ざった反体制の姿勢は今の自分にかなり影響を与えていると思う。
続いて、三枚目
「Broken / Nine Inch Nails」
このアルバムというよりは、衝撃的だったのはウッドストック’94でのナインインチネイルズのパフォーマンスをテレビで見て、まさに衝撃的だった!たぶん高校生ぐらい。
既にバンドはやっていたが、このパフォーマンスを見て、キーボードはぶっ壊すように弾くもんだ、
キーボードはノイズが垂れ流すように弾くのと金属音をガンガン叩くように弾くもんだ!とちょっとおかしな方向へ自分を進めてくれたW
しかし、このウッドストック’94でのナインインチのパフォーマンスは伝説のパフォーマンスとは言われているが、今見てもかっこいい!
続いて、四枚目
「Are You Gonna Go My Way / Lenny Kravitz」
これも高校生ぐらいのときかな、、、レニクラを知ったきっかけはミュージックビデオだった。
Are You Gonna Go My Wayの曲といい、ミュージックビデオのインパクトは強烈だった。邦楽にはまったくない大味感。
自分で生まれて初めて行きたいと思って行ったライブもレニクラの来日公演だった。
五島列島からわざわざ船に乗り、福岡まで見に行った。
ポスターとか部屋にあまり貼らないけど、その時買ったレニクラのポスターは高校卒業するまで部屋に貼ってたw
このアルバムはAre You Gonna Go My Way以外の曲もけっこういい曲が多い。
「Believe」とか、「Come On And Love Me」のちょっとブレイクビーツっぽいドラムの感じとかもかっこいい。
このちょっと古い音の質感だけど、今っぽさもある音作りというのは今の自分の音作りの好みに影響していると思う。
そしてギターを買うならやっぱフライングVでしょ。と今でも思っている。
続いて、五枚目
「rough and ready / Ram Jam World」
これは90年代後半の朝本浩文プロデュースのJ-POP作品が非常に好きだった流れで聴いたアルバム。
朝本浩文のプロデュース作品はコアな部分は残しつつ、ちゃんとポップスとして消化しているアレンジとか音の質感とか曲が好きで、
J-POPのプロデューサーという枠で考えると一番好きなプロデューサーである。
自分の作品がどこかぶっ壊れていてもポップな感じを残してしまうのはこの辺りの影響があるのかもしれない。
特に好きだった曲は「Searchin’」。
ドラムンな感じだけどすごくグルーヴ感があり、ブラスの入り方とかもすごい好き。
というわけで、人生に影響を与えた10枚(前編)として5枚紹介しました。
まだエイフェックスツインとか出てきませんねー。次回登場か?!
あとシンセサイザーガレージパンクバンド「Ryoma Maeda & Romantic Suiciders」では、
きゃりーぱみゅぱみゅと共演したり、、、 BABYMETALとお近づきになれたり、、、するんじゃないか??
という横シマな心でこちら立候補中です。一人一日1回投票できます。投票していただけるとすごい喜びます。
http://emeets.jp/artists/1553
どうぞよろしく!!