Ryoma Maeda & Romantic Suicidersが生み出した3つのイノベーション

Ryoma Maeda & Romantic Suicidersのファーストアルバム「シンセサイザーガレージパンクバンド」をリリースしてから約2ヶ月がたちますが、改めて振り返ってみても、たぶん他の音楽家が誰もやっていないようなことをやっているなー。と思ったのでまとめてみました。

1.ショルキーとドラムでガレージパンクという新たな手法

ガレージパンク(またはガレージロック)、と聞いて何を思い浮かべるでしょうか??ギターウルフ、、キングブラザーズ、、とかでしょうか。そのどちらのバンドも大好きです。
鍵盤が専門のオレにとって、そんなギターとベースとドラムでギャー!!!グウァー!!!ゴーーーー!!みたいなことは一生できないと思っていました。
しかし!ショルキー(一時期はダサいの象徴だったあの楽器!)をギターアンプに突っ込んでギャーってできるじゃねーか!そんなこんなして、爆音ツインショルキー + 爆音ワンドラムでシンセサイザーガレージパンクバンドと名乗るRyoma Maeda & Romantic Suicidersの唯一無二のサウンドスタイルが出来上がったのでした。

・革ジャンにショルキー!シンセとドラムしかいないガレージパンクバンド登場 from 音楽 ナタリー

 

2.”○○風remix”という新たな手法

オリジナリティが求められる音楽の世界(建前上は)。。
そこをあえて逆手にとって実在のアーティストの模擬を前提としてremixを発表。
Ryoma Maeda & Romantic Suicidersのファーストアルバム「シンセサイザーガレージパンクバンド」には「TK風remix」とか「AFX風remix」が収録されています。
模擬を目的として、かつリスペクトをこめてremixをつくり、そして堂々と○○風と名付けたのはオレたちが最初でしょう。
一応言っておくとメロディーや歌詞を模擬したのでなく、アレンジで各アーティストの特徴を掴んで模擬した感じです。
※TK風remixが試聴できます
aphex

3.RPGを使って新曲をリリースという新たな手法

ゲームを使ってアーティストのプロモーションするという手法は今までにもあったと思います。MEGとかtelephonesとか(というかハジメちゃんに教えてもらった・・・)。
しかし、RPGをクリアすると新曲をゲットできるとう方式で新曲をリリースしたアーティストはいないと思います。

CAP_2

・悪徳レコード会社から版権を取り戻せ!RPGをクリアすると新曲ダウンロード from 音楽 ナタリー

・「悪徳レコード会社から幻の名曲の版権を取り戻す」Ryoma Maeda & Romantic Suicidersが新曲をオリジナルRPGゲームで公開 from Public Rhythm

というわけで、これまでのRyoma Maeda & Romantic Suicidersの生み出した3つのイノベーションを紹介してきました。
で、なぜこのようなことをやるのか・・・・・。ということを一応説明しておいたほうがよいかと思います。

まず、ひとつは
オレがやりたいから。そして面白そうだから。

あと、もうひとつ。
当然ながら、いい音楽さえ作れば色々な人に聴いてもらえる。。。というのは理想ですが、まぁそこに期待して待っているだけではしょうがない。

Ryoma Maeda & Romantic Suicidersのイノベーションはつまり火をつけるためのマッチを「こする」部分のとこ。
資金があってガッツーンとプロモーション打てればよいですが、そんなものはないため、
あとはアイディアで戦うしかない、、、ってのがRyoma Maeda & Romantic Suicidersの現状。だからこそ今まで誰もやってないよなことを考えて面白がって、拡散させていく。つまりアイディアでマッチを「こする」ってととにもっていく。
火をつける。。

しかし、炎上マーケティングとか、ダサい発想っとか、二番煎じのサムい発想とか。。。そんなしょっぱいことは当然Ryoma Maeda & Romantic Suicidersではやりたくない。
あくまで、クールで最高に面白くてクレイジーでオリジナルティにあふれていること。そこがキモである。

あともうひとつ、世の中に対して「挑戦的」であること。
そこもオレたちの重要なキモだと思っている。

2016年もRyoma Maeda & Romantic Suicidersの新たな挑戦がすでに頭の中には出来上がっているので期待していてください。